代表者挨拶
戦前、缶詰は生糸に次ぐ輸出商品の大スターでありました。大正9年、缶詰輸出が急速に伸びつつある時、「信頼できる検査機関」の設立のニーズが高まり、生まれたのが弊社であります。
「すぐれた技術でまごころをこめた仕事」をモットーに、その後一貫して輸出入缶詰の打検包装を営み、数多くの優れた検査員を養成して缶詰業界の厚い信頼を得ると共に、日本の缶詰貿易に大きな貢献を果たしてきたと自負しております。
現在は、永年にわたって築きあげた経験と技術の上に新たな創意を加えて、缶詰、青果、洋酒など食品全般からフィルム、衣料品、電気製品に至るまで、様々な商品の検査、包装へと業務を拡張しております。物流の変化が著しく、就中パッケージングが多様化している今日こそ、ますます弊社の存在価値も増し、社会的責任の重さを痛感いたします。
更に平成29年、衣類・寝具の製造、販売事業に参入し、今後は他の分野への展開にも意欲を持っております。
「すぐれた技術でまごころをこめた仕事」の基本姿勢を一段と研いて、これからも一層お得意様各位のお役に立ち、21世紀社会が必要とする企業に成長するよう鋭意努力いたす所存でありますので、何卒よろしくお引き立てのほどお願い申し上げます。
2021年4月
代表取締役社長 吉田 髙照